MBTIコーチ/起業家で、自分自身もENTPのケイスケと申します! 元・社会不適合者ですが、ENTPの特性をフルに活かして起業し、現在は会社経営。 MBTIをベースに、のべ1000名以上のコンサル・コーチングをしてきました!======!特集記事!======
MBTI・16タイプ性格診断に興味を持って、のように、ヘタに自分のタイプに関する情報を知ってしまうと… むしろ”人生を破壊する逆効果”になるという”不都合な真実”、知っていましたか? あなたがENTPであれば、特に。 >>MBTI・16タイプ性格診断の”不都合な真実”と、ENTPの人生を破壊した最悪の罠とは?
- 「自分のことをもっと知りたい!」
- 「これは当たってる、これは当たってない!」
こんな疑問を解決します。
ENTPが不健全にハマると自暴自棄になりがち。
でも実は、
不健全から抜け出すことは
自分の可能性を広げる絶好のチャンス
だって知ってましたか?
ENTPは本来の能力が高い分、
不健全時は自分にも他人にも悪影響大!
ENTPの特有の生きづらさに直結するのです。
しかし、ENTPが本記事の内容を実践し
不健全から脱却できれば
- 特性をフルに発揮できる
- 軸がブレない
- 人が喜ぶことを糧にし、意欲がわく
結果、
ENTPの生きづらさを解消し可能性を広げ
確固たる信念をもつことができる!
【不健全脱却法】は、健全時でもENTPの特性を安定させ自身の可能性を広げるはず。
- ENTPの不健全な状態とは?
- ENTPが不健全時の代表的な特徴4選
- ENTPが不健全に陥る5つのストレス要因
- ENTPの不健全状態による【対人・職場・本人】への影響
- 【不健全脱却法】ENTPの認知機能バランスの整え方5選
目次:クリックで開きます→
ENTPの不健全な状態とは?
ENTPの不健全な状態とはどういうことか解説します。
MBTIにおける不健全とは?
まずMBTIにおいて不健全とはどんな状態を指すのか解説します。
不健全=認知機能のバランスが偏った状態
MBTIにおいて不健全とは、
認知機能のバランスが偏った状態をいいます。
認知機能とは?
=その人の軸・性格になるもの
「思考・直観・感覚・感情」の機能を、
さらに「外向・内向」に分類します。
第一機能 (メイン) |
外向 or 内向的 直観 |
利き手のようなもの 主人格 |
第二機能 (補助) |
外向 or 内向的 思考 |
利き手の反対の手=補助として使える 親の人格=全体をみてバランスをとる |
第三機能 (代替) |
外向 or 内向的 感情 |
利き足 子供の人格=調子に乗る |
第四機能 (劣性) |
外向 or 内向的 感覚 |
利き足の反対の足=超苦手 赤ちゃんの人格=なだめる必要あり |
認知機能本来のバランスは
第一>第二>第三>第四機能
こんな感じです。
不健全とはこのバランスが崩れること、
つまり本来の軸・性格が崩れることなのです。
いわば「その人らしくない」状態。
そして不健全には
- 第3ループ(別名:1-3ループ)
- 劣性グリップ(別名:劣等グリップ)
という2つの考え方があります。
周りの人間からしたら戸惑うし不信感に繋がるかも。
第3ループとは?
第3ループとは、第二機能がうまく働かず
第一・第三機能が連携して働く状態です。
第一&第三>第二>第四機能
利き手と利き足ばかり使っている状態、
つまり体が片側に傾いてるともいえますね。
これって、
自分の得意領域だけでゴリ押しして、
自分の軸がわからなくなるようなもの。
劣性グリップとは?
劣性グリップとは、
普段ほとんど使わない第四(劣性)機能が暴走する状態です。
第四>第一>第二>第三機能
第四機能(利き足の反対)は
その人にとって超苦手分野。
なんとかしようともがくほど大変なことに…。
【健全時】ENTPの認知機能
ENTP本来の認知機能は次のとおりです。
- 第一機能:外向的直観
⇨革新的なアイデア力が最大の強み - 第二機能:内向的思考
⇨論理的な分析力でアイデア力を補助 - 第三機能:外向的感情
⇨社交性が高いが、時に配慮にかけるような矛盾もある - 第四機能:内向的感覚
⇨規則や伝統、細かい作業が大の苦手
ENTPの具体的な行動パターンにいいかえると
- 人が思いつかないアイデアを
- 論理的に整理、現実的にプランニングし
- みんなを喜ばせたい!
- でもルーティンワークは苦手…
といえるでしょう。
これが普段のENTP、なんです。
【不健全時】ENTPの認知機能
不健全時、ENTPの認知機能のバランスがどうなるか解説します。
第3ループ:楽観的な謎の自信
ENTPが第3ループになると、
楽観的な謎の自信に満ちて空回った結果
周囲に大迷惑をかけます。
- 第一機能:外向的直観
第三機能:外向的感情
⇨革新的なアイデアでみんなを喜ばせたい - 第二機能:内向的思考
⇨論理的な分析力がうまく機能しない - 第四機能:内向的感覚
⇨規則や伝統、細かい作業が大の苦手
ENTPの第3ループ時の行動パターンは
- みんなに貢献したい気持ち&アイデア力過剰になる
- でも論理的に整理できず空回り
- さらにルーティンワークも苦手…
といいかえることができます。
第3ループのENTPは得意領域がメインのため
「自分ならできる!」と謎の自信を持ち
- なんでも安請け負いしてキャパオーバー
- 整理できずものごとをうまく進められない
- いろんな人を巻き込んだうえで迷惑をかける
なんてことになってしまうのです。
逆に周囲からの評価がさがるなんて悪影響がヤバいですよね。
劣性グリップ:思考停止状態
ENTPが劣性グリップになると、
正確さにこだわるあまり思考停止状態になります。
- 第四機能:内向的感覚
⇨規則や伝統、細かい作業にこだわる - 第一機能:外向的直観
⇨革新的なアイデア力で補助
- 第二機能:内向的思考
⇨論理的な分析力がうまく機能しない - 第三機能:外向的感情
⇨社交性が発揮できなくなる
ENTPの劣性グリップ時の行動パターンは
- 自分が苦手なはずの規則やディティールにこだわり
- アイデア力で補おうとするが
- 論理的思考がうまく働かず
- 人との協調もとれなくなる
といいかえることができるでしょう。
「正確にやらなきゃいけないんだ!」
とENTPの苦手分野にスイッチが入った状態です。
いったんスイッチが入ると、
- 本来苦手な「正確さ」が必要だと思い込む
- 本来苦手な「ルール」で自分を縛る
- 苦手分野に縛られてどうしたらいいかわからなくなる
こういうことに。
結果、思考停止状態になってしまうのです。
ENTPが不健全時の代表的な特徴4選
ENTPが不健全時にみられる代表的な4つの特徴を解説します。
- アイデアがあふれすぎて現実感を失う
- 自分の正当性に固執し相手を批判する
- 他人の感情を無視して関係が悪化
- 衝動的な行動に走り、問題解決能力に欠ける
①アイデア力過剰になり現実感を失う
ENTPは不健全になると
アイデア力が過剰になって現実感を失います。
得意領域に偏る第3ループに
特にみられる特徴です。
たとえば
- 楽観的になりすぎてなんでも請け負う
- アイデアが奇抜すぎて現実味がない
- 理想が高くなりすぎて実現不可能
こんな状態です。
せっかくのアイデアも実行できなければ
周囲からの評価の低下にな繋がりかねません。
さらに不健全のドツボにはまっていく可能性も。
②自分の正当性に固執し相手を批判する
ENTPは不健全になると
自分の正当性を主張するあまり、
相手を過度に批判しがちです。
これも第3ループ時にみられる特徴。
謎の自信に満ちたENTPは
こんなことになりがちです。
③他人の感情を無視して関係が悪化
ENTPは不健全になると
他人の感情を無視しがちになり、
結果的に人間関係の悪化に繋がります。
これは第3ループでもみられますが
特に劣性グリップにでやすい特徴。
第三機能の外向的感情(社交性)が働かない状態に陥り
- 細かい計画・作業にこだわるが、自分は苦手なので人にうるさく言う
- 人の感情はおかまいなし
- 対人関係がうまくいかなくなる
このようになりがちです。
④衝動的な行動に走り、問題解決能力に欠ける
ENTPは不健全になると
衝動的な行動に走ってしまうため
問題解決能力に欠けてしまいがちです。
これは第3ループ、劣性グリップ、どちらでもみられる特徴。
第二機能の内的思考(論理的思考)がうまく働かないためです。
具体的には
- 冷静に考えられず、思いつきで動いてしまう
- 無計画、無謀な行動になりがち
- 周囲がついていけず孤立する
このようになります。
実はめっちゃ重要な役割!
ENTPが不健全に陥る5つのストレス要因
ENTPが不健全に陥る原因として、
精神を消耗しがちなストレスがあげられます。
ここでは具体的に5つのストレス要因を解説します。
- 自由を制約される環境やプロセス
- 新しい挑戦や変化のない単調作業
- アイデアと現実とのギャップ
- 周囲の理解や評価を得られない
- 人間関係のトラブルや対立
①自由を制約される環境やプロセス
ENTPは
自由を制約されるような環境やプロセスにストレスを感じます。
ENTPにはアイデアを試せる自由さが不可欠!
逆に自由がない環境やプロセスは
ENTPの強みをいかせずストレスになるのです。
たとえば
- ガチガチの規則厳守が求められる環境
- フローにのっとった作業
があります。
利き手が使えないのって…めっちゃストレスですよね。
②新しい挑戦や変化のない単調作業
ENTPにとって
新しい挑戦がない単調な作業は大きなストレスといえます。
劣性機能が内的感覚であるENTPは
- 規則や伝統
- 細かい作業
- ルーティンワーク
が大の苦手!
また、
ENTPの強みであるアイデア力をいかせないこともストレスに。
一番の得意領域がいかせないという二重苦!
③アイデアと現実とのギャップ
ENTPは
アイデアと現実とのギャップがストレスになります。
ENTPは革新的なアイデア力が大得意!
ですが
なんてことから実現できない場合もあります。
実現できなければ
挫折感や無力感を感じストレスに繋がります。
評価が下がれば、また更にストレスに…。
④周囲の理解や評価を得られない
ENTPは周囲から理解されなかったり、
評価を得られないことがストレスになります。
ENTPの
「みんなに喜んでもらいたい」という欲求が満たされないため
自己肯定感が低下しストレスになるのです。
たとえば
- 自分のアイデアに賛成してもらえない
- 苦手分野(緻密な作業)を仕事にしてしまい、評価を得られない
こんなことがあります。
特に苦手なことを仕事にするとかなりのストレスになるかも。
⑤人間関係のトラブルや対立
人間関係のトラブルや対立は
ENTPの大きなストレスになります。
ENTPは高い社交性ゆえに
一定の距離間のある広く浅い友好関係になりがちです。
そのため対人トラブルがおきると
コミュニケーションの難しさからストレスを感じるのです。
ENTPは特に
- ENTPの高い理想と現実的な意見の対立
- ENTPが自分の主張のために相手の感情を無視してしまう
こんな対立をまねくことに。
ENTPの不健全状態による【対人・職場・本人】への影響
ENTPが不健全に陥るとどんな影響があるのか【対人・職場・本人】別にまとめます。
【対人】信頼関係の崩壊
ENTPが不健全に陥ると
周囲との信頼関係を崩壊させかねません。
信頼関係が崩壊すると
- 評価がさがる
- 協力を得られない
- 孤立する
ような事態になります。
【職場】全体のパフォーマンス低下
ENTPが不健全になると
職場全体のパフォーマンス低下に繋がります。
ENTPは通常高い能力をもつため、
職場でも大きな影響力があります。
しかしENTPの特性を発揮できなければ
- 協調性が低下し、チームの連携がとれなくなる
- クライアントとの円滑なコミュニケーションがとれない
のようになり、
結果的に職場全体の生産性が下がってしまうのです。
【本人】孤独・無気力・自暴自棄
ENTPが不健全陥ると生きづらさを感じ
最終的に
ENTP本人は孤独・無気力・自暴自棄にってしまうでしょう。
これは不健全により
- ENTPの強みを発揮できない
- 周囲から評価されない
- 自分の軸がわからなくなる
というためです。
ですが
不健全から抜け出すことで
- ENTPの強みを発揮!
- 周囲から評価される!
- 自分の確固たる軸をもてる!
つまり
自分の可能性を広げるチャンスになるでしょう。
【不健全脱却法】ENTPの認知機能バランスの整え方5選
不健全は認知機能のバランスが偏った状態。
つまり、
不健全からの脱却法はバランスを整えることといえます。
ENTPが不健全から脱却できる、
認知機能のバランスの整え方5選を解説します。
- 不健全時の自分への理解を深める
- ストレスマネジメント
- 第二機能(内的思考)を意識的に活用する
- 劣性機能(内的感覚)を効果的に管理する
- フィードバックを受け入れ、改善に努める
①不健全時の自分への理解を深める
ひとつめは
ENTPが不健全時の自分を理解することです。
具体的には、
- ENTPの認知機能を理解する
⇨得意・苦手なこと・自分の軸を意識できる
- 不健全時の特徴と原因を理解する
⇨原因であるストレス対策ができる
ことが必要です。
認知機能のバランスを整えたいなら、
自分の状態を知ることがスタートになります。
②ストレスマネジメント
ENTPの不健全の原因であるストレス対策をしましょう。
たとえば
- 身体面の健康に気をつける
⇨精神的な余裕がうまれる
- ENTPの好奇心や想像力を発揮できる趣味
⇨ストレス発散してポジティブなエネルギーを取り戻せる
⇨特性をいかせて満足度アップ
こんなことが有効です。
特にENTPの強みでリフレッシュするのが一番!
③第二機能(内的思考)を意識的に活用する
ENTPの第二機能、
内的思考を意識的に使いましょう。
『親の人格』でもある第二機能は
全体のバランスをとる重要な役割。
不健全時は内的思考がうまく働いていないのです。
そこで、
- 日々のジャーナリング
⇨自分の考えや感情を書き出す
⇨自分の思考過程が明確になる
⇨直観や感情の影響を減らせる
- 具体的なデータや根拠から判断する習慣づけ
⇨現実的な視点を持てる
⇨アイデアと現実のギャップを埋められる
がとても効果的です。
④劣性機能(内的感覚)を管理する
ENTPの劣性機能、
内的感覚を管理しましょう。
実は劣性機能対策が一番難しいんです!
なにせ劣性機能は普段抑圧している超苦手分野であり、
『赤ちゃんの人格』だからです。
スモールステップで少しずつ管理を目指しましょう。
- ②ストレスマネジメント
⇨劣性機能でうまれるストレスを緩和
- ③『親の人格』内的思考の活用
⇨現実的な視点をもつ
⇨計画性をもてる
⇨自分を客観視できる
- 生活にルーティンワークを取り入れる
たとえば翌日の計画をたてておく
生活するうえでのルールをつくる
⇨ENTPの苦手分野を少しずつ実践できる
⑤フィードバックを受け入れ、改善に努める
ENTPは
フィードバックを柔軟に受け入れ、
自分自身を改善し続けましょう。
相手の意見を尊重する姿勢を意識すると
よりよい対人関係を築くことができます。
- 職場のチームメンバーから現実的な視点を取り入れる
⇨ENTPのアイデア力、メンバーの現実的な視点や作業でお互いフォロー可能
- 家族とのコミュニケーション
⇨ENTPに最も忖度ない意見をくれる
まとめ:不健全からの脱却は、ENTPの可能性を広げるチャンス!
ENTPが不健全に陥ると、
強みのはずの特性が厄介な影響をあたえがち。
ENTPが認知機能のバランスを整えて
不健全から脱却することは
ENTPの生きづらさを解消し 自分の軸をしっかり持ち
新たな可能性を広げるチャンスになる!